NavCogの使い方
モード
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アプリ起動時にモードを選択します。
- 視覚障がい者:
- 視覚に頼らずにナビゲーション可能となるように、方角や距離が細かく指示されるモードです。VoiceOverを使って利用することが想定されています。
- このモードを利用する際は、ポシェット等に入れることなどによりiPhoneの向きを固定して頂くことを推奨します。
- 車いす利用者:
- 車いす利用者が移動できるルートを検索するモードです。案内の内容は視覚障がい者モードに比べると少なくなりますが、音声だけでも移動できるように設計されています。
- 一般歩行者:
- 目的地までの最短のルートを検索するモードです。案内の内容は車いす利用者と同様です。
音声対話
画面左下に表示されるマイクボタンを押すことで、音声対話で行き先を決めて、ナビゲーションを開始することができます。視覚障がい者モードで、現在位置が取れていない場合には自動的にプレビューモードになります。
視覚障がい者モードの使い方
ナビゲーションを開始したら、スマートフォンを自分の前に持ちます。 最初にルート全体の概要が読み上げられ、それに続いて最初の案内が読み上げられます。 各案内の直前に振動と効果音で案内があることを知らせます。 次の曲がり角まで歩く間、一定間隔で残りを距離を読み上げ、曲がり角に近づくと「そろそろです」と読み上げます。 曲がる方向の案内は通常90度程度で、少し右に曲がるといった場合は45度前後曲がります。 あなたが十分に曲がったと判断すると、振動と音でおしらせします。 その後また次の角までの距離と次に曲がる報告をおしらせします。 歩いている間、近くにお店やトイレなどがあると、その情報についても案内します。 また、画面をタップすると、現在居る位置から次の曲がり角までの最新の情報で案内を繰り返します。
注意:サイレントスイッチがオンになっていると、効果音がなりません。またVoiceOverを利用していないかつ、ヘッドホンを利用していない場合にナビゲーションが読み上げられません。
- 検索
- 出発地と目的を選択します
- ナビゲーション開始
- 現在地が取得できている場合のみナビゲーションを開始できます
- プレビュー
- 事前にルートを確認することができます。設定の「プレビュー速度」で自動的にルートを進んで音声案内が再生されます。「振ってプレビュー」がオンになっている場合は、iPhoneを縦に振動(足踏みでも良い)させることで前進し、曲がり角やエレベーターなどに差し掛かったら横に振動させることでプレビューを順に進めることができます
- 検索設定
- 点字ブロックを優先する(初期値:オン): 点字ブロックのあるルートを優先します
- エレベーターを使う(初期値:オン): エレベーターを使うかどうかを指定します
- エスカレーターを使う(初期値:オフ): エスカレーターを使うかどうかを指定します
- 階段を使う(初期値:オン): 階段を使うかどうかを指定します
- 設定
- 読み上げ速度: VoiceOverを使用していない場合のナビゲーションの音声、および対話での音声の速度を指定します。
- プレビュー速度: プレビューの速度を指定します。5が標準で1が遅く、10が速くなります。
- 振ってプレビュー: プレビューをiPhoneの振動で進めるモードにするかを指定します
- 振動で通知: 曲がり角等にさしかかった時にiPhoneを振動させます
- 効果音で通知: 曲がり角等にさしかかった時にiPhoneを振動させます
- 骨伝導ヘッドフォン用の効果音: 骨伝導ヘッドフォンに適した効果音に変更します
- 練習モード
- NavCogの使い方を練習できます。
- 距離の単位
- 距離の単位をメートルとフィートを切り替えられます
車いす利用者モード / 一般歩行者モード
- 検索
- 行き先を設定します
- 検索オプション
- 検索範囲: 目的地を検索する半径を指定します
- プリセット: 車いす利用者/一般歩行者/カスタムから選びます
- 検索オプション詳細(カスタム)
- 最小幅員: ルート中の、最初の幅員を設定します
- 勾配: ルート中の、最大の勾配を設定します
- 路面状況: 路面状況を設定します
- 段差:ルート中の、最大の段差を設定します
- エスカレーター: エスカレーターの利用を設定します
- エレベーター: エレベーターの利用を設定します
- 設定
- 読み上げ速度: ナビゲーションの音声の読み上げ速度を設定します
- 位置推定をやり直す: 位置が現在地とずれた場合に、位置推定を強制的にリセットするのに使います